元旦礼拝 「主が新しい事をされる」 イザヤ書43:18~21

新年おめでとうございます。

 年頭にあたり、先ず聖書のイザヤ書43章から学びたいと思います。

 この書は紀元前700年頃に預言者イザヤによって書かれたものですが、イスラエルの歴史やイエス・キリストの誕生、終末、新天新地の到来に至るまでを描く膨大な書です。 イスラエルは「信仰の父」アブラハムの子孫であり、律法を授けられた選びの民でした。しかし、彼らはプライドが高く、心が頑なで、創造者なる神のことばに素直に従いませんでした。そのため、奴隷や国家滅亡等、多くの苦難を体験しました。

 43章16~17節は、イスラエルの民が出エジプトするときの出来事です。エジプト軍に後ろから追われ,前には紅海が横たわり、絶体絶命の状態でした。この時、主が海の中に道をつけて、イスラエル人が渡れるようにされました。彼らが渡り終わった時、海水を元に戻して強力なエジプト軍をすべて飲み込むようにされたのです。彼らはこの主の御業をいつも記念として語り伝えました。
しかし、18節に「先のことを思い出すな。昔の事どもを考えるな。」とあります。昔のことよりも、むしろ新しいことにこそ目を留めるように。19節「見よ。わたしは新しい事をする。今、もうそれが起ころうとしている。」主が新しい事をしてくださるというのです。

 私たちは、よく元旦に“1年間の決意”をしますが、2~3週間ほど続けると、休み癖がでて、次第に“尻切れとんぼ”になってしまいます。しかし、聖書のことばは全知全能の神のことばです。主が約束されたことばは必ず成就します(イザヤ55:11)。それゆえ、主のことばを信じて歩みましょう。そして、主の栄誉を宣べ伝えましょう。

 私たちの教会は会堂建設のヴィジョンがあります。小さな教会にとって夢のようなプロジェクトです。しかし、信仰を持って進めて行きましょう。会堂を建てることによって宣教の御業は拡大し、多くの人達が共に主を礼拝して豊かな恵みを味わうことができます。そのためには、毎日よく祈り、聖書を学び、人々に証しすることが必要です。

2018年、皆さんと教会の上に主の豊かな祝福がありますように!

“元旦礼拝 「主が新しい事をされる」 イザヤ書43:18~21” への1件の返信

  1. あけましておめでとうございます

    元旦は年のj初めですが、人にとっては将来を考え、人生の節目として迎えることでもありましょう。
    どうぞ今年もよろしくお願いいたします。

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